第59回中国・四国地区中学校技術・家庭科研究大会愛媛大会
2021年10月29日 11時52分 第59回中国・四国地区中学校技術・家庭科研究大会愛媛大会が開催されました。本校は会場校として、技術分野(生物育成の技術)、家庭分野(食生活)の授業を公開しました。
1年生技術分野の授業では、「社会から求められている野菜を生産するにはどうすればよいだろうか。」というテーマのもと、「余土中GAP(農業生産工程管理)」を取り入れた小松菜の栽培方法を考えました。農薬を使わない。化学肥料を使わない。という基本条件に加え、安全性や環境への負荷、大きさや収量などの基準を達成する最適な栽培方法を考え、グループで話し合いクラス全体で意見交換しました。
2年生家庭分野の授業では、「環境に優しい食生活にするためには、食生活をどのように改善したらよいだろうか。」というテーマのもと、これまでに家庭で取り組んできた「我が家の食生活向上プロジェクト」の中間発表を行いました。食品の選択、調理、保存方法、片付けなどの観点から、実践内容した内容を発表や意見交換を通して、食生活と環境にとのかかわりを見つめ直し、各自のプロジェクトを修正しました。
生徒は、日頃の学習の成果を発揮して、タブレット端末で解決策をまとめたり、思考ツールを使って考えを視覚化し、ワークシートにまとめた最適な解決策を堂々と述べたりすることができました。
対話と協働を通じてアイデアと思考が深まる授業でした。
参加した各県の先生方からも、余土中生の主体的に学ぶ姿が素晴らしいとのよい評価をいただきました。